よくあるご質問FAQ
- 風冷強化ガラスの見分け方
- 強化ガラスと未強化ガラスの判別につきましては、2枚の偏光板を使用して識別いたします。出来うる限り明るい環境下で偏光板を介してガラスをご覧頂くと、未強化ガラスについては、そのまま透き通ったまま見えるのに対し、強化ガラスをご覧頂くとガラス内部の歪みが見えます。
その違いにより、強化加工済かそうでないかを見分けることが出来ます。 - 強化ガラスの切断加工
- ときどき、お客様から強化ガラスを切断して欲しいとご要望いただくことがございます。
その強化ガラスがケミカル強化ガラスであれば後加工で切断することは可能なのですが、(但し、切断後の強度はダウンいたします。)、風冷強化ガラスの場合、強化工程中に熱処理していることから、ガラス内部に応力が発生しているために、刃先をガラスの板厚の1/6まで入れた時点でガラスが粒上に砕けます。
このため、強化ガラスを切断する際は、ガラス内部の応力を完全に除去する必要がございます。弊社では、お客様のご要望により『未強化の状態に戻す作業』を行っております。その後、切断加工を行っておりますが、通常、コストの観点から、弊社では、特にそのガラスを使用しないといけないといった決まりがある以外は新たに同じ強化ガラスを作って頂くことをお勧めいたしております。弊社はお客様に工場直売価格で強化ガラスをご提供いたしておりますので、お客様にあまりご負担をお掛けすることなく、同様のガラスを新調いただけます。